2016年のイベントレポート一覧
スプリングモータリング in 上田
2016.4.10.
スプリングモータリング in 上田
去る4月10日(日曜日)BMW Club Japan、今年2回目のイベント「スプリング・モータリング in 上田」が、今年は、
NHK大河ドラマ「真田丸」で脚光を浴びる上田市で、丁度満開になった桜の下で開催されました。
今回のイベントの柱は、
①集合場所(高坂&双葉)からのモータリング。
②丸子中央病院での救命救急講習(参加者全員)の受講(修了証発行)
(丸子中央病院ご自慢のシェフが腕を奮ったランチ)
③当クラブ、スーパーバイザーの菰田潔氏による「BMW Club Japan Driving Clinic」
(筆記&実技指導)(継続指導用の記録(評価)表発行)
の三つでした。
昨年より、BMWオーナー同士の親睦活動から一歩踏み出して、社会貢献(BMWを通して)に役立ちたい、そのための第一歩としてスーパーバイザー菰田氏による「安全運転指導」を本格的にはじめた当クラブの思いと、地域貢献、社会貢献「地域に開かれた病院」を標榜される、丸子中央病院の丸山理事長(当クラブのメンバーでもあります)の思いが一致して、今回の「救命救急講習」(今差し迫った社会テーマでもある)を含む盛り沢山の内容のイベント開催となりました。
まずは、参加者各自の好み、都合で選んだ、
1)関越道高坂SA集合の高速道主体のグランド・ツーリング・コース
2)中央道双葉SA集合の軽い山坂道を楽しむワインディング・コース
二つに分かれてスタート。現地までのモータリングを堪能します。
また、現地直行の方も、いずれのコースでも沿線での満開の桜を楽しみつつの早朝ツーリングとなりました。
現地、丸子中央病院駐車場に到着し、記念撮影です(同時に取材撮影もおこなれました)
今回、イベントの取材には「モーター・マガジン誌」様と「(ウェブ誌の)コリズム」様にお越しいただきました。
当クラブメンバーでプロカメラマンでもある塩田さんの大活躍で、取材のプロカメランも感心するほどの車の配置ができました。
開会式では、細淵会長の挨拶をはじめ、恒例となっているイベント初参加者の紹介等々があり、今回のイベントの主旨に賛同して全面的にバックアップしてくださった丸子中央病院(丸山理事長)様へ、当クラブから、ささやかな感謝のしるしが贈呈されました。
開会式が終わると、早速、全員で「救命救急講習」の受講開始です。
皆さんとても真剣、真面目に取り組まれ、指導する病院スタッフの方々が感心されていました。
また、講師陣も我々の熱意に応え、実際にAEDを動かして見せてくださったり、講習終了後も質問に丁寧に答えてくださいました。
「終了証」をいただいて「今後は、緊急事態に遭遇しても、救命活動を行ってみる勇気が持てた。」という感想を述べられた方が多数見受けられました。
つづいて「BMW Club Japan Driving Clinic」受講者はペーパーテストの受験です。
安全運転は「腕」(テクニック)だけだはなく「正しい知識も必要」と考えるスーパーバイザー菰田氏に問題作成をお願いして、実行にこぎつけました。
皆さんなかなか「真剣」で、中には「学生時代もこんなに真剣に試験を受けたことがないです。」という人も・・・
この間、外では、今回のイベントにご協力いただいた、Nagano BMW 様が持ち込まれた試乗車を使ってのNagano BMW 様のお客様向け「特別試乗会」が行われました。
なんと、スーパーバイザー菰田氏の車両解説と運転指導付きです。
休憩場所として、丸子中央病院様が用意くださったすばらしい雰囲気のラウンジでも、くつろいでいただきました。
午後の実技の様子も見学されて、当クラブの入会案内を希望された方も、おられたようです。
試験が終わると、皆さんお待ちかねランチタイムです。
丸子中央病院では、栄養管理食いわゆる「病院食」をオシャレなものに「たとえ制限があっても少しでも美味しく、楽しく。」と言うコンセプトで、フランス料理の山田シェフが料理に腕を奮われています。
入院患者さんにとっても、(たとえ制限があっても)美味しい食事は、つらい闘病生活の励みになると思います。
これはまず、人間ドックのお客様の間で評判となり、職員食堂(最上階の9階に位置し眺望の素晴らしいレストランです)でも提供され、ついには、外部の一般の方にも提供されるに至っているそうです。
この日のメニューは(大きな肉がごろごろした)カレー(嬉しいことにカレーには、甘口&辛口、ライスも、普通のライスとサフランライスからチョイスできます)それだけで、十分「おかず」になるサラダ(温&冷両方あり)さらに、オシャレなデザート付き、そして、フリードリンクです。皆さん、ず~っと、レストランでくつろいでいたかったのではないでしょうか。
駐車場の前では、Nagano BMW 様によるBMWグッズの販売、そして、昨年のキャベツ刈りの時に大好評だった「ハーベスト・ジャム」、地元有志による物産の販売もおこなわれました。
なお、ラウンジとレストランの双方にクラブのイベントレポートやBMWの動画等々を流させていただきました。これはNagano BMW ディーラーのお客様(ラウンジ利用時)や、病院職員の皆様(レストラン利用されている方)、そして、クラブ参加メンバーさんによいアピールになったと思います。
午後からは、Nagano BMW 様ご提供のBMW330eと当クラブが今回の為に特別にBMW Japan 様よりお借りしたBMW225xeを前にスーパーバイザー菰田氏によるPHEVの仕組みや特性などの詳しい解説をしていただきました。
スーパーバイザー菰田氏の熱の入った説明をメンバー、ディーラーのお客さん、病院の職員の方まで、皆熱心に聞き入っておられました。
そして、いよいよ「BMW Club Japan Driving Clinic」実技指導の開始です。今回は、病院の駐車場を無理をいってお借りしました。全面的にご協力いただいた丸山理事長にひたすら感謝あるのみです。
まずは、スーパーバイザー菰田氏運転のBMW225xeに3人ずつ同乗して、フルブレーキングの体験をしました。
皆さん、スーパーバイザー菰田氏の運転を実体験して感激されていました。
そして実技の指導項目は、
①直進→フルブレーキング→ABS作動のまま完全停止。
②直進→フルブレーキンング→(ABS作動のまま)右方向へ回避→直進姿勢に戻して完全停止。
③直進→ノーブレーキ→右方向へ回避→直進姿勢に戻して完全停。
それぞれ、実際の運転では、どのような「緊急事態」に遭遇した場合を想定しているかの説明を受けてからトライです。
参加の皆さん、難しそうでしたが、結果ではなく「こういった場面では、車はこう動く(動かす)」を実体験することが重要です。
今回、私が「目から鱗」だったのは「コースの設定」でした。
BMW Japan Driving Experienceのチーフ・インストラクターであり、ドイツ本国での上級インストラクターの資格をお持ちの菰田氏には、どのような場所でも適切にトレーニング・コースの設定が可能なノウハウがあるというです。
これを知っただけでも「BMW Club Japanの会員で良かった」と思いました。
トレーニング終了後は「記録(成績評価)表」(クラブのロゴ入り用紙にスタンプで成績記入&菰田氏の日付入り確認サイン入り)作成の間、参加者は、当日のトレーニング談議に花を咲かせたり、駐車場のかたづけを手伝っていただきました。 そして、参加者全員にスーパーバイザー菰田氏から一人一人記録表を授与して終了となりました。
記録表は、毎回持参して、成績がアップすれば、それをまた記入出来るので、前回参加のメンバーさんのモチベーションも上がりっぱなしのようでした。そして、イベントは盛況のうちに無事終了することできました。
さて、今回のイベントでは、企画段階から前面ご協力をいただいたクラブの皆様、試乗・展示車を用意してくださったNagano BMW様、BMW Japan様、快く、トレーニングの企画、実行していただいたスーパーバイザー菰田氏。
イベントに花を添えてくださった地元の皆様。わざわざ取材に来てくださったメディアの皆様。そして、何よりも前日から献身的にご協力いただいた丸子中央病院スタッフの皆様、各位のご協力なくして、今回のイベントの成功は、ありえなかったと思い感謝の気持ちでいっぱいです。関係各位様、本当に有り難うございました。
次回は、今回に続いて、群馬県水上町の宝台樹スキー場駐車場での「BMW Club Japan Driving Clinic」となります。
今回とは、また、一味違ったものになると思います。今回の熱が、まだ冷めない人、初めて参加する人、久しぶりにトライする人、皆さまのご参加を役員・スタッフ一同、お待ちしております。
(レポート:イベントマイスター名倉)
(Photo by BMW Club Japan )