イベントレポート
2015 BMW Club Driving Clinic in 宝台樹
2015.5.17.
2015 BMW Club Driving Clinic in 宝台樹
今年で3回目となる宝台樹スキー場でのBMW Club Driving Clinic in 宝台樹を5月17日に晴天下のもと開催いたしました。
関越道上里SA集合のメンバー、現地集合のメンバーの方々も、沼田ICからスキー場までの約20㎞のワインディングのツーリングを楽しみながら、続々と会場へ到着されました。
会場では、先発隊により休憩用のテントやトレーニングコース上の設定を終え、また、Gunma BMWさんの物品販売コーナーも準備万端で皆さんを待ち受けていました。朝日岳をバックに集合写真を撮り、早速クリニック開始です。クリニックには合計23台、延べ24名の方が参加されました。また、見学の方も十数名、お越しになりました。
今回は、初の試みとして、昨年BMW Day 八ヶ岳イベント時の講演会で菰田名誉会員から提案がありました「BMW検定」にトライしました。
この検定の主旨は、検定を通じて習得した運転技術・マナーによりBMW乗りの模範となり、BMWのブランドイメージを高めようというものです。
車に乗り込む際のドアの開閉、運転席でのシートポジション等をさりげなく優雅に行うことからスタートします。最終的にはスムースで安全なドライブを行うことまでを習得していただくカリキュラムとなりました。下表に各段階の内容を記載します。
第一段階は、正しい運転姿勢を習得し、第二段階では、スムーズなステアリング操作とブレーキ操作を習得いただきます。
さらに第三段階では、万が一のときの危険回避を体験いただきます。一般道では練習できない急ブレーキ、レーンチェンジです。
安全なドライブにはスピードコントロールが重要で、スピードガンによる速度測定も実施しました。
多くの参加者が自分の速度感覚と測定値のひらきに驚いていました。
午前の講習が終わった後は、スキー場特製のカツカレーと当日採れた新鮮なサラダの昼食です。
今年もGunma BMWさんにもご協力をいただき、物品販売コーナーを開設しました。普段お目にかかれないウエアーやグッズなど数多く出品していただき、参加者の皆様は商品選びに悩まれたようでした。
昼食の時間を利用し、菰田様から「FFと4気筒エンジンのBMWらしさ」についてのお話をいただきました。最近のBMWの情報など普段聞けない内容に参加者一同、耳を傾けておられました。
昼食後は、いよいよ午前中の講習の成果を見る検定です。皆さん真剣なまなざしで受験されていました。ステアリングワークやアリさんブレーキに皆さん戸惑っておられました。
菰田さん直筆のサインがされた検定結果を皆さんにお渡ししました。各項目の採点はA、B、ここまで合格、そしてCで行われました。自分の得意不得意を確認されていました。
最後に菰田さんの講評が行われました。
第一段階は皆さん習得されていたが、第二段階のアリさんブレーキ、ステアリングワークは、まだまだで、普段の運転時に練習する様にアドバイスされていました。第三段階は、難易度が高く特にスピードコントロールが難しかったようです。
最後にアンケートを実施、今後の参考にさせていただきました。
これからも参加したい、有意義な経験でしたと前向きの回答が多くいただきましたが、
・待ち時間が多い
・関東以外での実施
・スラロームなど走りを重視してほしい
等の貴重な意見もいただきました。
今後のクリニック開催の参考にしていきたいと思います。
今回、ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。
イベント開催にあたりご協力いただきました、菰田潔様、Gunma BMW様 宝台樹スキー場様に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
(レポート:イベントマイスター 西)
(Photo by BMW Club Japan )