イベントレポート
BMW Club フォーラム at BMW Group Studio
2013.11.01.
BMW Club フォーラム at BMW Group Studio
10月末にドイツ本国のBMW Classicより、クラウス・クッチャー氏が、急遽、来日されることが決まりました。
クッチャー氏は、BMWにおいて、カムシャフトのパウル、ヘリテイジのクラウスとされる2大巨頭として有名な人物であり、世界的に有名なイベント「Concorso d'Eleganza Villa d'Este 、Mille Miglia 2013」など、 BMWが関わる全てのクラシックカーイベントに携わっておられます。この素晴らしい機会にBMW Japan様の協力の下、BMW Group Studioにて「BMW Club Forum at BMW Group Studio」と題して、クッチャー氏をお招きして、クラブメンバーの皆様に「BMW History」についてお話を頂きました。
会場となったBMW Group Studioには、BMWヒストリーを語る上で、重要なモデル「BMW M1」と、そして、
正式発表された、新世代のハイブリッドスポーツカー「BMW i8コンセプト」が皆様を出迎えます。
開演に先立ち、自動車専門誌カーグラフィック(CG誌)田中誠司編集長とモータージャーナリスト川端由美氏
による「BMW Classic」についての解説を頂き、BMWの文化的な事業の重要性について理解を深めました。
いよいよクッチャー氏が、登壇されると、先頃「Concorso d'Eleganza Villa d'Este 2013」に参加された川端氏と、
そのときのお写真に写ったBMW Classicモデルについて、トークを交えながら、詳しく語って頂きました。
そして、ご自身が指揮を取られている往年の名車「BMW507」のレストアレーションの解説に話題が移りました。
BMW507は、現存する実車も少なく、たいへん希少なモデルですが、BMW Classicでは、現在5台ものBMW507が、オ-ダーによるレストア作業中とのことです。1台につき、約2500時間かけて作業が施され、完成後には、レストア作業のすべてが記録された豪華なブックレット(1冊はBMW Classicで保存されている)が愛車と共に手渡されるそうです。今回特別にそのブックレットも拝見することができました。
フォーラム終了後には、会場となったBMW Group Studioで、クッチャー氏を囲む、記念撮影会となりました。
その後は、参加者と共に懇親会へと席を移動し、会員との親睦を深めた夜になりました。